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学生平和意識調査

2019年度調査結果

1994年から開始した「学生平和意識調査」。広島市で開催された「94年アジア競技大会」を前に、アジア留学生へ平和調査をおこなったことがきっかけでした。以来、日本人学生へ、中国地方全体へと広げ、被爆74年を迎えた2019年で第24回目を数えました。

調査日:2019年4月27日~6月30日/対象者:中国地方出身及び中国地方の大学・専門学校生/方法:対面式とインターネット入力方式の併用/配布枚数:1000枚/回収枚数:834枚:(有効回答率 83.4%)/総回答数:989件(対面式:741件、一斉回収:93件、ネット:155件)

    第2次世界大戦中に、原子爆弾(原爆)が広島、長崎に投下されました。広島、長崎に原爆が投下された日はいつですか。

    広島

    1945年
    8月6日が正答

    長崎

    1945年
    8月9日が正答

    • 正答
    • 誤答
    • 無回答

    2015年被爆70年は72%、オバマ元米大統領訪問の2016年は75%の正答率でしたが、今年は70%となり、前年から2%の微減でした。

    あなたは広島や長崎の原爆資料館や死没者祈念館に訪れたことがありますか。

    • 両方ある
    • 広島だけある
    • 長崎だけある
    • 両方ともない

    全体の92%が原爆資料館を訪れていることが分かります。アンケートの声では「リニューアルオープンの報道を受け、広島の資料館に訪れた」という声があり、平和に対する学生の注目が高まっているのが分かります。

    あなたは被爆者の被爆体験を直接聞いたことがありますか。

    • ある
    • あるが記憶にあまりない
    • ない

    今回の調査でも昨年に続けて被爆体験を聞いたことがある割合が9割に迫りました。被爆体験を聞いたことがきっかけとなり、平和を学びたいと広島大学に進学を決めた学生もいたことから、平和学習の重要性を感じます。

    今後・戦争・紛争で核兵器の使用がありうると思いますか。

    • 必ずあると思う
    • ありうると思う
    • ないと思う
    • 絶対にないと思う

    今後の核兵器使用については「必ずある」「ありうると思う」と答えた割合は76%になり、前年より5%減少となりましたが、依然高い値となっています。「ない」「絶対にない」と答えた割合は24%。北朝鮮による核実験や2019年5月のミサイル発射の報道から、核兵器使用の不安感は高まっている。

    (現在地球上に約2万5000発あると言われている)核兵器は廃絶可能と思いますか。

    核廃絶は可能
    廃絶は不可能だが核軍縮は可能
    核軍縮すら不可能
    わからない

    「核廃絶は可能」と答えた学生は、2016年オバマ米元大統領訪問時に比べ、年々減少。反対に「核軍縮すら無理」は北朝鮮情勢の影響か、年々増加しています。

    核兵器禁止条約に日本政府が署名していない理由は何?

    • 核保有国が決議に出席していなかった
    • 被爆国日本の主張が満たされていない条約のため
    • 核保有国と非保有国の対立を深める
    • 核拡散防止条約など従来の取組みを継続する
    • その他

    署名しない理由として、「核保有国が決議に参加していなかった」「被爆国日本の主張が満たされていない条約のため」という認識が、それぞれ約3割となりました。その他9%のほとんどの意見が「核保有国アメリカとの関係を考え署名しなかった」というものでした。

    核兵器禁止条約に日本は署名しませんでした。あなたは日本政府の立場を支持しますか。

    • 支持する
    • 支持しない
    • 分からない

    「支持する」が14%となり、前年に比べ6%減少。「分からない」と答えた人が53%で昨年より10%も上昇。これは核兵器禁止条約がどのような条約であるのかという認知が下がっていることが伺えます。一方、3割を超える学生が「支持しない」と答え、日本の核兵器禁止条約への署名を望んでいることが分かりました。

    2019年度調査結果(PDF)