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学生平和意識調査

2017年度調査結果

1994年から開始した「学生平和意識調査」。広島市で開催された「94年アジア競技大会」を前に、アジア留学生へ平和調査をおこなったことがきっかけでした。以来、日本人学生へ、中国地方全体へと広げ、被爆72年を迎えた2017年で第22回目を数えました。なお、今回は広島市内在住の留学生93名も協力してくれました。

調査日:2017年5月8日~6月30日/対象者:中国地方の大学に通う学生/方法:対面式とインターネット入力方式の併用/総回収数1,198枚/性別:男性710名(59%)、女性488名(41%)、計1,198名/出身地:広島316名(26%)、岡山220名(18%)、山口75名(6%)、鳥取61名(5%)、島根75名(6%)、海外93名(8%)、その他358名(30%)

    第2次世界大戦中に、原子爆弾(原爆)が広島・長崎に投下されました。広島・長崎に原爆が投下された日はいつですか?

    広島

    1945年
    8月6日が正答

    長崎

    1945年
    8月9日が正答

    • 正答
    • 誤答
    • 無回答

    昨年は過去最高の正答率(75%)だったものの、今年の調査では、近年と同じような正答率でした。

    あなたは広島や長崎の原爆資料館や死没者祈念館に訪れたことがありますか?

    • 両方ある
    • 広島だけある
    • 長崎だけある
    • 両方ともない

    オバマ米大統領訪問、リニューアルオープンの報道を受け、広島原爆資料館に行ったという学生の声がありました。広島の大学に留学に来て初めて行きましたとの声があるように外国からの注目が高まっていることが改めてわかりました。

    あなたは被爆者から直接、被爆体験を聞いたことがありますか?

    • ある
    • あるが記憶にあまりない
    • ない

    調査対象に留学生約100人を含めた今回の調査でも昨年に続けて被爆体験を聞いたことがある割合が8割を越えました。大学生になって初めて聞いた方も少なくありません。創価学会学生平和委員会では今後も被爆体験を聞く機会を持ち続けたいと考えています。

    あなたは、核兵器の存在についてどのように考えますか?

    • 自国(同盟国)の存亡に関わる状況下で、自衛のための最終手段としてのみ認める
    • いかなる場合も認めない
    • その他

    昨年度と比較すると核兵器の存在について「自衛のみ認める」と答えた割合は10%下降しました。アメリカの新政権、北朝鮮を取り巻く環境の影響との声が寄せられました。

    今後・戦争・紛争で核兵器の使用がありうると思いますか?

    • 必ずあると思う
    • ありうると思う
    • おそらくないと思う
    • 絶対にないと思う

    今後の核兵器の使用がありうるかについては「必ずある」「ありうると思う」と答えた割合は昨年同様85%でした。昨年に続き「核兵器の存在は認めない」そのうえで「核兵器が使用される可能性が高い」という危機認識が高まっていることがわかります。

    現在地球上に約2万5000発あると言われている核兵器は廃絶可能と思いますか?

    核廃絶は可能
    核軍縮は可能
    核軍縮すら不可能
    わからない

    昨年と同様に約7~8割の学生が、核廃絶または核軍縮が可能と考えています。学生世代には、平和構築への「希望がある」「希望を持ちたい」との意志があると推測できます。

    あなたは、平和に貢献する行動をしていますか。

    • 行動している
    • 行動したいと思うが何をしていいかわからない
    • 行動しても無意味

    「行動している」が14%と過去5年で最高でした。留学生の回答が数値を押し上げていると思われます。

    「行動したいと思うが何をしていいかわからない」と回答された方で何があれば行動してみたいと思いますか。

    • 平和に関する情報やツール
    • 同世代の人の取り組み
    • 一緒に行動してくれる人
    • その他

    「行動したいと思うが何をしていいかわからない」という学生は、「同世代の人の取り組み(38%)」や「一緒に行動してくれる人(28%)」があれば、「行動してみたい」と。一人では行動できなくても、周りの友人や知人が平和活動をしていれば、自らも一緒に行動してみたい、という意志も見えてきました。

    核兵器禁止条約の制定が議論されています。あなたは支持しますか。

    • 全面的に支持する
    • 支持するが時期尚早
    • 支持しない
    • わからない
    • 議論を知らない

    核兵器を廃絶、縮小を望む声が高まっている中で「全面的に支持する」は5割に留まりました。メディアを通し様々な意見を持っているのがわかります。

    2017年度調査結果(PDF)