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「きのこ会オンライン総会」が開催

2022/09/18

 母親の胎内で被爆し、重い障がいのある「原爆小頭症」被爆者たちの誕生を祝う「きのこ会総会」が、9月18日オンラインで開催されました。昨年に引き続き、創価学会はZOOM運営サポートを行いました。

 今年は、広島市、廿日市市、横浜市の小頭症被爆者5名が参加し、76歳の誕生日をお祝いしました。それぞれが近況を語ったり、昨年完成した「きのこ会の歌」を歌ったりするなど、支援者の方とともに再会を喜び合いました。

 また、この1年で亡くなった冨田敏春さん、佐久間和子さんに対し、参加者で黙とうを捧げました。

 きのこ会は1965年に結成されました。これまで小頭症被爆者25名が在籍していましたが、現在は12名となり、最も若い被爆者である彼らも来年喜寿を迎えます。被爆者の高齢化が進む中ですが、毎年皆で元気に誕生日を迎えられることを、とても楽しみにしていらっしゃいます。

 これからも「きのこ会」の皆様と共に、核兵器廃絶に向け平和の心を伝えて参ります。(知)