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オバマ米元大統領 広島初訪問から5年

2021/05/27

   


アメリカ合衆国のオバマ大統領(当時)が、広島平和記念公園を訪問し、本日で5年が経ちました。2016年5月27日、現職の米国大統領として初となる広島訪問は、戦没者を追悼し、「核兵器のない世界」を目指す国際的機運を再び盛り上げる上で、歴史的な日となりました。

オバマ氏が見学した広島平和記念資料館には同氏が寄贈した折り鶴も展示され、2016年度の年間入館者数は、過去最高となる173万人を超えました。現在は新型コロナによる緊急事態宣言で臨時休館中の同館ですが、コロナ収束後、再び国内外から多くの家族連れや、修学旅行生が訪れる日が来ることでしょう。

オバマ氏が訴えた「核兵器のない世界」はいまだ遠く、道半ばです。しかし、今年1月には核の製造や保有を違法化する「核兵器禁止条約」が発効しました。条約が発効された今こそ、「核兵器なき世界」を求める民衆の連帯を一層大きく広げていく必要があります。

創価学会は、三代会長の信念の闘争を受け継ぎ、一人一人の心の中に「平和の砦」を築く対話と行動に、これまで以上に取り組み、その実現に貢献してまいります。

写真出典:外務省ホームページ http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_002105.html