被爆・戦争体験証言集『75―未来へつなぐヒロシマの心』を発刊

2020/10/02

10月２日、被爆・戦争体験証言集『75―未来へつなぐヒロシマの心』を発刊しました。

全国の被爆者の数は15万人を下回り、高齢化が進む今、その声を残すのは今しかできないと、被爆75年の本年１月から２月にかけて、広島の高校生と青年部の代表で、被爆・戦争体験の聞き取りを実施しました。体験とともに、高校生の感想や原爆投下の実相や福山空襲について学べる内容も収録。当ウェブサイトのキャラクター「ヘイワン」や「ヘイワッシー」も登場し、中高生が手に取りやすい一書になっています。

「同じ思いを二度と味わわせたくない」と語ってくださった証言を聞き取る取り組みは、被爆者や戦争体験者の方々が歩んできた75年の重みを改めて学び、高校生たちが「ヒロシマの心」を受け継ぐ貴重な機会となりました。

終戦75年の節目に、平和の心を継承していこうという取り組みは、広島だけではなく、沖縄・長崎でも広がっています。沖縄では、中高生が聞き取った沖縄戦の体験をまとめた『私がつなぐ沖縄のククル（心）』が発刊。長崎でも、中高生が聞き取った被爆証言集『大切な青年（きみ）と－未来につなぐナガサキの声』が今月末、発刊予定です。

以下のサイトから購入できます。

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