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広島学院高校(広島市西区)「平和の集い」に参加しました

2020/06/24

沖縄慰霊碑の日である6月23日、広島市南区の比治山陸軍墓地で広島学院高校(広島市西区)の「平和の集い」が開催され、代表が参加しました。

沖縄学童疎開船「対馬丸」は、太平洋戦争中に沖縄から本土に疎開する多くの学童を乗せたまま、米潜水艦に撃沈され、多数が犠牲になりました。

集いでは、失われた命に皆で黙祷を捧げ、広島経済大学の岡本貞雄教授が対馬丸事件を説明。献花の後、代表が詩を朗読し、恒久平和を願う式典となりました。

同高には特定のテーマで学習するゼミ制度があり、今回の集いは伊藤潤教諭の「命どぅ宝学ゼミ」が企画。

同ゼミは、「オキナワを歩くJr.」と題し、沖縄戦跡を巡礼する取り組みを2016年から始めています。滞在中は当時の状況をできるだけ追体験するため、食事はスポーツドリンクや栄養補助食品のみ。スマートフォンは使用せず、渡された地図を頼りに4日かけて約80kmを歩く研修です。

岡本教授が毎年主催する「オキナワを歩く」から着想を得て、伊藤教諭が2016年から開始。2017年には、創価学会沖縄研修道場内にある「核ミサイルメースB基地」跡地も見学。広島学院の高校生たちに平和を肌身で感じてもらう体験教育を実施しています。

「平和の集い」内容は「中国新聞ヒロシマ平和メディアセンターのウェブサイト」から、閲覧することもできます。

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=98619