ハチドリ舎さんに行ってきました!
2019/03/21
「ハチドリのひとしずく」というお話、皆さんはご存じでしょうか?
森火事に、くちばしで一滴ずつ水を運ぶハチドリに対して、逃げた動物たちは「そんなことして何になるのだ」と笑います。
ハチドリは「私は、私にできることをしているだけ」と答えました。
中国新聞社の近くにある、ナチュラルな雰囲気のソーシャルブックカフェ「ハチドリ舎」さんに行ってきました。
この日行われていたイベントは、「日米の原爆神話対談【アーサー・ビナード×井上泰浩】~平成最後のココダケノハナシ~」
「原爆神話」とは、
①事前に警告し基地を破壊した
②その衝撃で日本はすぐに降伏した
③アメリカ人100万人、さらに多くの日本人の命を救った原爆は救世主だ
④アメリカは神に託されて慈悲深い行いをした
⑤原爆による放射能の被害は(ほとんど)ない ・・・の5つ。
多くのアメリカ国民が5つの原爆についての神話を信じているのは何故なのか?
世界で最初の原子爆弾が、広島に落とされたのは何の意味があったのか?
対談におさまらず、参加者と一緒に考える時間となりました。
ハチドリ舎さんでは、「毎月6のつく日は語り部さんとお話ししよう!」という、被爆者の方と、おじいちゃん、おばあちゃんとおしゃべりするような感覚で参加できる日など、たくさんのイベントを行っています。
カフェとしても、おいしい、体に優しい、地産地消メニューなどあります。
平和について、原爆について、少し知れた私たちだからこそ、何ができるか?
まずは知ること、学ぶこと、その積み重ねの中で何か生まれるかも。また足を運んでみたい、そんな気持ちになった帰り道でした。
Social Book Cafe ハチドリ舎
〒730-0854 広島市中区土橋2-43-201