広島市立本川小学校「平和資料館」に行ってきました!
2017/06/30
広島市立本川小学校には、「平和資料館」が併設されています。
本川小学校は、爆心地から約410メートルという、とても近い距離にある小学校です。
あの8月6日、本川小学校の校舎は外部を残して全焼・壊滅し、10名の教職員と約400名の子どもたちが亡くなったそうです。
外壁の焼け残った校舎は、翌日から臨時救護所となり負傷者であふれかえりました。そして、校庭では死亡した人たちが数多く焼かれました。
被爆の翌年2月には、最小限の補修をした校舎で授業が再開。
被爆校舎は、その後も補修・改修を繰り返し利用されてきましたが、
1988年4月、新校舎の落成とともに、被爆校舎の一部と地下室だけを残し、撤去されました。
この被爆校舎の一部と地下室は、1988年5月に、「平和資料館」として開館しました。
地下室を中心に当時の焼け跡が残るなど、原爆の被害を受けた状態をそのまま残し、当時の様子を伝えています。
この本川小学校で、多くの子どもたちの命が一瞬で奪われたかと思うと、胸が張り裂けそうになり、この世界で二度と同じようなことを起こしてはいけないと強く感じました。
創価学会では本川小学校へ、被爆70年となる2015年より、優良図書300冊を贈呈しました。
2020年まで5年間にわたり、毎年20冊の図書を追加贈呈していきます。
これからも子どもたちの笑顔が輝く未来のために、「平和の心」を広げる挑戦を続けていきたいと思います。