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十五夜には宇宙との語らいを

2016/09/13

十五夜には宇宙との語らいを


この時期、日暮れ時にそっと耳をすませば、もう秋の気配。虫の音が響いてきます。コオロギ、スズムシ、マツムシ、キリギリス・・・その音は、多様に折り重なって、美しいコーラスを奏でます。

そして、ふと見上げれば、そこにはこうこうと闇夜を照らす月が。古来より、人は、この月の光に癒され、ある人は歌を歌い、ある人は詩に詠じ、ある人は絵に描いて、愛でてきました。それは、天空に広がる未知なる宇宙との語らいともいうべきものだったのではないでしょうか。

その月に、人類初の有人宇宙船が着陸したのは、1969年(昭和44年)7月。アポロ11号によるものでした。月から眺める地球は、どれほど美しかったことでしょう。

仏法では、小宇宙である人間と大宇宙との連関が明かされ、「森羅万象は、人間の胸中に収まっていて、砂粒一つさえ欠けていない。山も海も、太陽も、月も、星々も皆、私たちの心の内にある」と説かれています。

そして、池田SGI会長は、「人間一人一人の生命の中に、宇宙大の力も智慧も具わっています。その生命の力と智慧を、どれだけ思う存分に発揮していくことができるか。そこに、青春と人生の大いなる挑戦がある」と。

大宇宙からみればちっぽけな自分自身かもしれません。しかし、どんな自分であっても、その生命に無限の可能性が秘められているということを忘れなければ、人生はいくらでも勝ち開いていけるものだと励まされます。

旧暦8月15日は、満月の夜を意味する「十五夜」。今年の仲秋の名月は、9月15日です。虫の音に耳を傾けながら、秋風に吹かれつつ、澄んだ空に浮かぶ名月を見上げて、宇宙との語らいに、しばし時間を預けてみてはいかがでしょうか。