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被爆者のことば①岡田恵美子さん

2016/05/20

被爆者のことば①岡田恵美子さん


「私は夕焼けが大嫌い。真っ赤に広島の夜空を燃やしたあの日の光景を思い出して胸が苦しくなります。」

被爆71年を迎えようとしている今、直接被爆者から被爆体験を聞くことの大切さが叫ばれています。

被爆者の皆さんが語られる「ことば」の裏には語り尽くせない思いが溢れています。

そこで、今回から被爆者の皆さんの「ことば」を紹介していきます。

少しでも皆さんが平和を考える一助になれば幸いです。

第1回目は、岡田恵美子さんです。

岡田さんは、8歳の時に爆心地から2.8キロ離れた自宅で被爆。

8月6日の朝、空襲警報が解除されたあと母と弟と朝食をとっていると、外がピカッと光って体が吹き飛ばされました。

気づいたら自宅は傾き、しばらくして広島中に火事が発生。

火から逃げている間、周りの人は髪の毛が逆立ち、服を身につけていませんでした。

皮膚が垂れ下がった人、爆風と熱風で目玉が飛び出ている人・・・

ようやく火が収まった時には、広島市から瀬戸内海の青い海が見えるほど、何も無くなっていました。

当時12歳だったお姉さんは建物疎開に出たまま、今日まで帰ってきていません。

岡田さんは語ります。

「私は夕焼けが大嫌い。真っ赤に広島の夜空を燃やしたあの日の光景を思い出して胸が苦しくなります。」

 

現在は語り部として被爆証言を続けている岡田さん。

「核兵器で犠牲になる子どもは、私の姉が最後であってほしい」との思いで、平和の心を多くの人に訴えています。