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アメリカ創価大学で世界教育者サミット

2016/06/16

アメリカ創価大学で世界教育者サミット


アメリカ創価大学(SUA)大学院が主催する「世界教育者サミット」が6月12、13日の両日、SUAのキャンパス(カリフォルニア州オレンジ郡アリソビエホ市)で開催されました。

同サミットには、32ケ国の教育者・学識者が出席。

アンワル・チョウドリ元国連事務次長が議長を務め、国際平和教育研究所名誉創設者のベティー・リアドン博士、国際大学協会のズルキフリ・アブドゥル・ラザク会長らが講演しました。

また席上、「世界教育者サミット宣言」が満場一致で採択されました。

このサミットの淵源は、20年前、アメリカ創価大学創立者でもある池田SGI会長が世界市民教育の理念などについて論じた、米コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジの講演。

その中で、「人類の将来を展望するうえで、国家の枠を超えた教育者の地球次元での連帯が、何よりも重要となってくると、私は強く思う一人であります。その意味において、私は、いわゆる政治家だけの『サミット』ではなくして、『教育者のサミット』を最大に重視し、提唱したいのであります」と語ったことを受け、SUAの大学院生、教職員が奔走し、実現にいたりました。

そして今回の世界教育者サミットの一番の特徴は「対話」を重視した点。

講演を受けた参加者たちは、少人数でグループディスカッションを行い、理想の教育理念、教育現場の格闘、政治との関係など、各国・各地域の状況を踏まえながら有意義な討論を繰り広げました。

池田SGI会長は、「私は、今回の世界教育者サミットを、大きな希望の一歩として、地球上の全ての青少年の笑顔輝く「教育の世紀」「平和の世紀」創出のために、共々に力を合わせて進んでいきたい」とメッセージを贈りました。