【ホロコースト展シリーズ②】展示の見どころ
2016/01/18
1月21日(木)~28日(木)に開催される「勇気の証言―ホロコースト展」。
ここでは、見どころを少しだけご紹介します!
展示は3章仕立て。
第1章では、ナチス・ドイツが計画した”ユダヤ人絶滅”に向け、
歴史がどのように動いていったか、サイモン・ウィーゼンタールセンターの「寛容の博物館」の展示内容から抜粋されていきます。
その中で、実物展示では、ヒトラーの直筆書簡(複製)が日本初公開となっています。
↑ヒトラーの直筆書簡
第2章では、2年間におよぶ隠れ家生活の中で、希望を失わず成長していった少女、アンネ・フランクと、日本政府の命令に背いて「命のビザ」を発給し続け、6000人におよぶユダヤ人を救った外交官、杉原千畝の生涯をたどり、人間としてどう生きるかを問いかけてきます。
↑アンネの部屋から見えたマロニエの木
↑杉原千畝発給のビザ
そして第3章では、「私からはじまる「人権」」と題し、ホロコーストの歴史が、今を生きる私たちに投げかける問いについて考えるスペースがあります。
ぜひ足を運んでみてください。